windows 版のインストール

ビルド構成

ライブラリや実行ファイルはビルド環境別のディレクトリに格納されている。

現在提供されているビルド環境は次のものがある:

win5-i686-vc8
x86系 32bit CPU で Visual C++ 8(Visual Studio 2005) を用いてビルドされている。
win5-i686-vc9
x86系 32bit CPU で Visual C++ 9(Visual Studio 2008) を用いてビルドされている。

さらに、それぞれのビルド環境毎に、ビルド構成の異なるバイナリが提供されている。

これらはサブディレクトリの接尾辞で区別する。例えば lib 用の MTd 構成は、libd ディレクトリになる。

ビルド構成名 コンパイルオプション 接尾辞 例(lib)
マルチスレッド /MT 無し lib
マルチスレッド・デバッグ /MTd d libd
マルチスレッド・DLL /MD dll libdll
マルチスレッド・デバッグDLL /MDd dlld libdlld

コンパイル

ヘッダは以下のものがあるので、必要なものを使用する:

include/nine
include/nine/ 以下に nine core のヘッダファイルが置かれている。
使うときは nine を含めて指定するので、インクルードパスには include を指定すればよい。
include/protobuf
include/protobuf/ 以下に Protocol Buffers のヘッダファイルが置かれている。
使うときは protobuf を含めて指定するので、インクルードパスには include を指定すればよい。
msvc コマンドラインオプション例:
$ cl /Fosample.obj /c sample.cpp /TP /EHsc /O2 /MT /I../nine/include

リンク

ライブラリは以下のものがあるので、必要なものをリンクする:

nine
nine は nine core のライブラリ本体で、nine 利用時には必ずリンクする必要がある。
protobuf
Protocol Buffers のライブラリ。
Protocol Buffers を利用した直列化機能を利用する際にはリンクする必要がある。
同梱の静的ライブラリは、Protocol Buffers 2.1.0 をビルドしたものである。 独自にビルドしたライブラリに差し替えてもよい。

さらに、WinSock2 ライブラリのリンクも必要である。

msvc コマンドラインオプション例:
$ link /OUT:sample.exe /LIBPATH:../nine/win5-i686-vc8/lib ws2_32.lib nine.lib sample.obj